インシデント レポート。 医学書院/週刊医学界新聞(第2882号 2010年06月07日)

インシデントとは?意味と使い方を例文付きでわかりやすく解説

とりわけ新人看護師は、まだ業務の判断が確実に行えるとは限りません。 この場合はAさんにとっては、自分の情報がBさんに知られることになった訳ですし、Bさんにとっては、Aさんと間違われていろいろ話を聞かれた訳ですから、これは被害ですね。 書式は病院によって違う場合が多いですが、6W1Hに沿って1度文章にしてみるだけで、レポートへの記載がしやすくなります。 2)事象の共有:インシデントレポートを提出した時点で,個人あるいは単一部門のみの問題ではなく,病院管轄の問題として共有できる。 厳密には、アカリさんの 「倒れていた」も間違いです。 錯覚 指示書の読み間違いやカルテ、ラベルの 見間違いなどによってインシデントが発生するケースです。

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看護師のインシデントレポートの書き方とインシデントとアクシデントの分類

インシデントレポートの基礎知識 そもそもインシデントとは? インシデント incident は、日本語では「偶発事象」と訳されています。 医療ミスにつながる可能性があるインシデントを報告することで、 自分自身に対する意識を強くし、 ほかの看護師など医療スタッフへの注意をも喚起することになります。 逆にいえば、「何を」「どのように」誤ったのかを理解できれば、再発を防止するための有効な対策ができるのです。 ヒヤリハット内容• この報告書を持ってして、よりミスのない病院を作り上げていこうという趣旨です。 場合によってはインシデントが発生した現場の保全や、複数の関係者からのヒアリングも求められます。 「インシデント」がつく言葉 「インシデント」がつく言葉には以下のようなものがあります。 「行動ベース」のインシデント 「行動ベース」のインシデントは、「理解」「判断」ともに間違っていなかったのに発生した場合をいいます。

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看護師のインシデントレポートの書き方とインシデントとアクシデントの分類

長尾 理由のひとつに,医療行為の最終責任者としての警戒感があると思います。 想定される事故内容• 実習は自分の評価ではなく、 患者さんの安全を守ることが最優先になります。 でも、インシデントは 誰でも起こしてしまう可能性があります。 その300件がヒヤリハットになります。 患者の観察• 安全管理者のよくある悩みのひとつは「医師の協力が乏しい」。

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インシデントレポートとは?目的&報告書の書き方基礎知識

人間は繰り返しイメージをすることで記憶に残りやすくなるため、再発防止のためにも状況を立ち止まって何度も振り返ることが重要です。 その始点としてレポートを提出して報告するわけです。 なぜ転倒が起こったのか?再発防止にはどうすればいいのか?という項目です。 例えば個人の記憶や認識が原因でミスが起こってしまった場合、個人の責任にするのは、あまり意味がありません。 今回の事例を、病棟会議などで事故分析のために採り上げるというなら、 プロセスを把握するために、スタッフの対応も遡って辿る必要があると思いますが。

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看護師のインシデントレポートの書き方とインシデントとアクシデントの分類

また、インシデントレポートの作成は自分で何があったのかを振り返ると同時に、しっかりと内容が客観的に理解できなければ意味がありません。 これは組織の中にいる一人一人にも言えることです。 失敗や間違いを誘いやすい環境に身を置いて仕事をしていること しかし、病院で日常生活と同じように間違いが起こっていては、患者さんは安心して医療を受けることはできません。 インシデントレポートがスラスラ書けると看護師のストレスは減る インシデントが無くなることは絶対あり得ません。 図2 京大病院インシデントレポート数の検討(2009年度) 医療行為中に,患者を含めた医療チームにハザード(危険)が近づく。 今すぐにはシステムで防げないエラー,個人の修練が必要となる部分も当然あるわけで,若いうちからそこに向き合うことを覚えておく必要があります。

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インシデントレポートの目的は再発防止のため

インシデントレポートの目的 インシデントレポートは、起こった事実や背景を客観的に分析し、再発防止に繋げることを目的にしています。 インシデントを起こして「辞めたい」と嘆くより、是非一緒にインシデントを成長の糧にして学んでいきましょう。 分析するためのレポートなので、転倒の経過を知っていて、レポート内の項目の記入ができれば、第一発見者に拘らず、受け持ちでも良いと思います。 「〇月〇日、病室Aで患者Bがベッドの左側床に横たわっているのを、看護師Cが発見した。 時間に追われ、一つの業務に集中することが難しい環境で仕事をしています。

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インシデントレポートは誰が書くべき?何のため?誰のため?:ナーススクエア【ナース専科】

一方で医師の多くは主治医制で診療をしており,チームとして迅速にヒヤリハットなどを認識する機会が乏しい。 あなたは安全文化の醸成とはどういうことだと思いますか? その答えを自分たちの組織で共有し、すべての医療安全活動が組織で定められた医療安全指針に結びついていくことが大切なのです。 まずは自分が失敗や間違いをしてしまったことを、真摯に受け止め、再発予防策を考えていくことが大切だと思います。 転倒転落のインシデント報告で、レベル選択の間違いをよく見かけます。 はっきり言えば,いまも多くの病院は,重大な有害事象やその事実関係がコンスタントに明らかになる体制にありません。 図1薬剤が投与されるまでのプロセス 幸いなことに、これらの多くの間違いや失敗は、ダブルチェックや他の誰かによって発見され修正がされるので、 多くの場合、患者さんに影響を与えることはありません。 また、新人を教育する側も、「どの段階でインシデントが起きたか」を理解してあげなければ、適切な指導や教育を行うことはできません。

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